スキン/肌(皮膚とは)の役割

朝、鏡をのぞいて、「今日は顔色がいい!」「あっ、ニキビができてる!」「なんだか、しわが増えた」など、肌の調子は毎日変わります。小さな変化に気づいて、しっかりケアすることが大切です。肌のお手入れ法はいろいろ知っていても、肌そのものについては、案外知らないことが多いのではないかと思い、肌の働きや役割について調べてみました。

肌(皮膚)とは、体の外側を覆っている組織で、皮膚の表面積は、平均的な大人で1.6㎡と言われています。皮膚の重さは体重の約1/6と言われているので、体重60kgの人なら10kgくらいが肌です。

この肌(皮膚)は、体を守るさまざまな役割や働きを担っています。

(1)肌の保護・保湿、いわゆるバリア機能の役割
肌の重要な役割の一つがバリア機能です。体内の水分が蒸発するのを防ぐとともに、肌の外側から入ってくる細菌やウィルス、紫外線、水やその他物質などの外部刺激が体内に入るのを防ぐ、働きです。

2)感覚器官としての機能と役割

肌には感覚器としての働きがあり、触、圧、痛、温、冷など、さまざまな感覚を伝える機能と役割があります。

(3)体温調節
肌は、体温を一定に保つ役割も担っています。暑いときには汗をかき、毛細血管を広げて熱を逃し、寒いときには毛細血管を収縮させて熱が逃げるのを防ぎます。

(4)吸収作用
肌はバリア機能によって異物の侵入を防ぐとともに、脂溶性物質を、肌や毛穴、皮脂腺などを通じて吸収(経皮吸収)します。湿布薬等の貼り薬などが、効果を発揮するのは、この働きによるものです。

(5)分泌・排泄
肌は、汗や皮脂を分泌することにより、体内の老廃物を排泄します。

(6)貯蔵作用
肌の皮下組織に、脂肪をエネルギー源として蓄えます。

私たちの肌には、こんなにも多くの機能と役割があったのですね。私たちが何も知らない間にも、肌は私たちの、外敵から身を守り、感覚を伝え、体温を調節し、栄養を吸収し、不要になったものを排出し、必要な物を貯蔵していたのですね。

驚きと共に、お肌に、感謝です。この大切な肌をバオバブオイルで元気にしましょう。