about MALAWI


マラウィ概要

 

マラウイは、九州と北海道を足したくらいの面積で日本の約1/3位である。そこに、1700万人くらい、九州と北海道の人口を足したくらいの人々が住んでおり、アフリカの中では人口密度の高い国である。一人当たりの国民所得では最貧国に近く、農業以外の主な産業は育っておらず、農業生産によって多くの人々の生計が支えられている国である。電化率が7%と低く、いまだ90%以上の人が電気のない生活を送っている。

 

人々は温和で、自らをWarm Heart of Africaと呼んでおり、隣国のモザンビーク、ジンバブエ、タンザニア、ザンビアと比較して治安が良く、人々の暮らしはシンプルで穏やかである。

 

 

首都はリロングウェで、国土のほぼ中央に位置する東西・南北の交通の要所である。マラウイの政治の中心である。人口約107万人(2015年)。リロングウェ国際空港に到着すると、一体どこに首都があるのだろうと目を疑いたくなる。作今、世界中の首都が同じような都市になっているが、マラウイの首都リロンゲは、高層ビルもなく、牧歌的な雰囲気が漂っている。

 

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マラウイの村


マラウイの普通の村には、電気も水道もない。日本の生活から考えると本当に何もない。


しかしながら、マラウイの人々はニコニコと笑い暮らしている。

 

何が、大切なものなのか、何が不必要なものなのか、よくわからなくなる。人それぞれに幸せの感じ方は違うのだと納得させる。


写真の村は、バオバブの木の傍に集落を形成した村で、人々はバオバブと生活を共に暮らしている。バオバブの木の下で集会をするとよいアイディアが出るから、酋長は集会をバオバブの木の下で行ってきた、などの言い伝えがある。

 


マラウイの地方の幹線道路の様子

 

どこまでも真っすぐに続くように見える道。

 

いまだ、人力が主力のマラウイ。人々は、足を使って移動している。

ここでは、時の流れが、ゆっくりと流れている。

 

大きく深呼吸して歩いてみると自分自身もそのゆっくりとした時の流れと一緒になっている錯覚に襲われる。

 

 


マラウイ湖

 

アフリカ東南部にある湖で、アフリカ東部を縦断する大地溝帯の南端部に位置する。面積はアフリカで3番目、世界で9番目の広さ29,600平方キロメートルである。鹿児島県を除いた九州位の広さで、瀬戸内海よりも少し長く大きい。湖水面の標高が約500mあり、阿蘇のカルデラの標高とほぼ同じ高さ。瀬戸内海の水深は一番深いところで100m程度であるが、マラウイ湖の最大水深は、700mに及ぶ。この豊かな水資源のおかげで、人口の約9割が農業に従事している農業立国である。一人当たりの国民所得は2017年の統計によれば、188か国中186位と世界最貧国の一つである。金銭的には貧しいが、豊かな水と肥沃な土地があり、南部アフリカでは、もっとも人口密度の高い国となっている。

 

湖の表面積の0.3%にあたる南端部がマラウイ湖国立公園に指定されており、この部分はユネスコ世界遺産に登録されている。マラウイ湖は現地の人々の暮らしと観光の両立をいち早く取り入れた世界遺産でもある。


ムランジェ山

 

ムランジェ山は、マラウイ南部州に位置する巨大な残丘である。およそ640km²の面積を擁するとともに、最も海抜の高いサピータピーク(Sapitwa Peak)地点は標高3002mを誇る。なお、ムランジェ山はマラウイ国内および中央アフリカ地域における最高峰である。(Wikipediaより抜粋)この景観に魅了され、多くの観光客が世界各国から訪れている。この山のすそ野には、広大なお茶畑が広がっている。

 

元マラウイの青年海外協力隊員で、バオバブサンライズのデザインをお願いしている伊藤さんが、マラウイにデザイン会社を立ち上げ、マラウイの情報を観光とビジネスでまとめてくれました。日頃、手に入らないマラウイの情報満載です。ご一読ください。

 

 

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