バオバブはマダガスカルで、“レニアラ“と呼ばれており、その意味は”森のおかあさん“という意味なのです。長いものは2000年以上生き続ける長寿の大木、バオバブ”森のおかあさん“
この名前の由来は、この木が人々の暮らしに果たす役割の多さから、付いたとのことです。
バオバブは存在そのものが、聖なる木として、人々に奉られている。
そしてバオバブは薬として、人々に活用されている。
例えば、樹皮は、薬として、マラリアや下痢止め、解熱、解毒、虫歯、食欲不振、腰痛などに利用されている。葉っぱは、喘息、利尿剤、強壮剤、熱病、下痢と赤痢、結膜炎などに使われ、根は、マラリアや強壮剤に果肉は、やけどや結核、果皮は傷、種子は虫歯、歯肉炎、マラリア、はしか、胃炎に使われる。
バオバブ“森のおかあさん”の果肉や種の栄養価は、また格別。
果肉(バオバブパウダー)には、ほうれん草の32倍の鉄分、ゴボウの8.7倍の食物繊維、レモンと同じ程度のビタミンC、牛乳の3倍のカルシウムが含まれている。
種子を搾ったオイルには、抗酸化作用を促すビタミンEが抜群に豊富で、オリーブオイルの約13倍!ビタミンEは、体の錆を摂る働きがあると言われている。
実の殻は、コップやお皿にして活用することも出来る。このコップでビールを飲むと、泡のキメが細かくなり、とてもおいしい。
森のお母さんは、暮らしに役に立つ木、日ごろお世話になっているお母さんに、感謝の意味を込めて、バオバブの恩恵をお届けしましょう。