アフリカの大自然が生んだ長寿の巨木バオバブは、その土地に生活する人々や動物と共に数百年、数千年の間、暮らしを共にしてきています。
この「生命の木」バオバブから生まれたバオバブオイルは高純度の脂肪酸と数種のビタミンから出来ています。美容に良い美肌を促す成分も多く含まれています。オイルなのにべたつかず、すーと入っていき、すべすべ感が持続するので、スキンケアやヘアケアなど全身のお手入れに適しています。特に冬場の乾燥時の乾燥肌、敏感肌、パサついた髪の毛のお手入れにお勧めです。
第35代、アメリカ大統領ケネディー夫人も、バオバブオイルを髪の毛のお手入れに愛用されていたとか。このオイルはセレブからも注目を集めています。
バオバブオイルの効果・効能とその成分
1.ビタミンE (トコフェロール)
バオバブオイルは、エイジングケアに適しているビタミンE(トコフェロール)を100g中93mgも含んでいます。この含有量は、ビタミンEを豊富に含んでいるアルガンオイルの約2倍、オリーブオイルの10倍以上で、抜群に豊富です。ビタミンEは脂質の抗酸化作用により、肌の老化や肌荒れの原因となる活性酸素・フリーラジカルを消去したり、過酸化脂質の発生を防ぐ効果が認められています。
また、皮膚の末梢血管を拡張して血液循環を促進する働きや、皮膚の角化を促進する働きを持ち、肌荒れ防止効果、老化防止効果、くすみを防ぐ効果などを発揮すると言われています。
2.パルミチン酸
抗酸化作用を持つパルミチン酸は、シミ、しわを抑える、過剰な皮脂の分泌を抑えると言われ、ニキビが気になる方にも、うれしい成分です。最近ではパルチミン酸を含む 化粧品が増えてきています。バオバブオイルはパルミチン酸を100g中23g含んでおり、これは牛脂やラードと同程度です。これは、非常に高い数値です。
バオバブオイルの効能と使用方法については、こちらからもどうぞ。
3.リノール酸
リノール酸は27.3 %、バオバブオイル100g中、27.3 gの含有量です。リノール酸は人体内で生成できない必須脂肪酸のひとつ。代表的な多価不飽和脂肪酸で、血中内のコレステロールを下げたり、血圧や血糖値を下げる効果があります。
また、保湿、抗炎症作用、アンチエイジングケアなどのスキンケア効果もあり、皮膚のバリア機能をアップさせるのに効果的だとされています。リノール酸は肌への親和性が高く、角質から水分が蒸発するのを防ぎ、肌を柔軟にする働きがあります。
4.オレイン酸
オレイン酸は31.6 %、バオバブオイル100g中31.6 gの含有量です。肌の皮脂を構成している脂肪酸の中で一番多く含まれているのがオレイン酸なので、美肌を作る特効薬とも言われています。皮膚を柔らかくする効果、気になる角質のごわつき、小じわなどを抑制・改善する、肌を若返らせる効果があると言われています。肌なじみが良く様々なスキンケアに活用され始めています。
脂肪酸についてですが、脂肪酸は、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2種類がありますが、前者は動物性食品に、後者は植物性食品に多く含まれています。飽和脂肪酸を過剰に摂取した場合、肥満や病気の原因にもなる中性脂肪やコレステロールの値が増加しやすくなります。不飽和脂肪酸は、善玉コレステロールを減らさずに、悪玉コレステロールを減少させる働きがあります。
リノール酸、オレイン酸は不飽和脂肪酸に分類されます。
お客様からとても参考になるコメントを頂きましたので、掲載します。
馴染みのいいオイルなので、お風呂あがりの濡れた肌や、タオルドライした髪に使うよりも、乾いたそのままの肌や髪に使う方がいいと思います(^^)
乾燥した時期の肘や膝、ボディミルクでは足りなくて痒くなってしまうスネとかに直接的塗ってなじませるのがいいと思います。
少し重めのオイルなので、乾いた髪に使う時は仕上げの毛先や、ウエットヘアーを保つのにも良さそうと思いまし た。
ハンドクリーム代わりに使うと明らかに爪周りがきれいになります。逆剥けや二枚爪になるのが減りました。爪もきれいに伸ばせそうです。
そのままだと、どうしても特有の香りがあるので、肌や気持ちを落ち着けるのにも良いとされるラベンダーの入ったものが最初は良いかと思います。 フランキンセンスは乾燥をふせぎ、より肌を整えてくれるとされています。 香りに好き嫌いのある?ネロリも、アンチエイジングにとても良いみたいです。 好きな香りや効能で選び、湯船に浸かりながらのオイルマッサージなどもリラックスと肌のケアに良さそうと思いました(^^)
コメントありがとうございました。